PZP秘密基地



PZP秘密基地の入り口



「ついたぞ、ここがPZP秘密基地だ。」

「ここがフェイスブックで友達になったAIBOさんの活動の拠点なのね。ずいぶん車で走ってきたけどここはどこなの。」

「栃木県小山市。。。。それ教えたら秘密基地じゃないだろ。」「さあ、いってみよう。」





PZP秘密基地イメージ

「へえ、PZP秘密基地なのに店舗なんだ?しかも画像はイメージなのね。」

「1975年放送の戦隊ヒーローの元祖ゴレンジャーだって秘密基地は喫茶店だったじゃないか?これは仮の姿なんだ。」
※あくまで想像です。

「そうね。えっと、キレンジャーみたいな人がカレー作ってるのかもね?」
キレンジャーイメージ

「……あっ、や、山岡さん、大変よ!!!」

「ど、どうしたんだい!?」

「キレンジャーみないなお姉さんがいきなりコーヒーを入れだしたわ。」

「………ウエルカムドリンク、か。」

「さすがPZP秘密基地ね。いきなりドリップ講座が始まったわ。彼女がカズ隊員なのね。」

「珈琲豆専門店にありがちだけど普通の喫茶店だと思って入った人の気持ちも考えて欲しいね。

「あれって結構ショックが大きいのよね………間違えて入っても帰りずらいしね。」





ドリップ
「しかしコーヒーを試飲して買えるのは便利だけど、良く喋るよな。」

「本当ね………カウンター内で喋ってばっかりだわ。」

「美味しくいれたいって気持ちは分かるんだけど、さっきから歌ってる歌は何だ、おいしくな〜れ。おいしくな〜れ。

「や……山岡さんそんな事で怒らないで。その歌が嫌なら聞かなければいいじゃない。」

「いや、俺が怒ってるのはそれだけじゃないよ。見ろよあれ。湯の注ぎ方はひらがなの「の」の字と言ってる!!

「なんでカタカナじゃ駄目なんだ。時計回りに湯を注ぐなら「の」でも「ノ」でもいいじゃないか。

「ま、待って……山岡さん。ほら、視力の落ちた高齢のお客いるじゃない。そんな、お客の為にカズ隊員が考え出した「の」だととしたら・・・」

あの「の」はカズ隊員の優しさだと思うわ。

「………別に視力が良くても悪くても時計周りは同じだと思うけど。」

「………。」

「だいたい場所が解りずらいし、AIBOさんは来てないし、それに………」

「まあまあ山岡さん、落ち着いて。ほら、コーヒーが出来たみたいよ。温かいうちに飲みましょう。」

「ん……そうだな。文句ばっかり言ってないで早速飲んでみるか。」




実写版栗田さん
実写版・栗田さん(画像は意図的にぼかしてあります)



フゥーフゥー

フゥーフゥー

ゴクゴク

ゴクゴク

フー

フー
「………何て言うか………さっきまでイライラしてたけど気分スッキリまるで魔法の珈琲ね。

「全く同感だね。ただ………一つだけ違う部分がある。」

「えっ、な、なんなの?」

「魔法じゃない、「の」の字効果だ。」



「お、やっとAIBOさんの登場みたいだ。どんな人なんだろう?」



実写版栗田さん
実写版・AIBO(画像は意図的にぼかしてあります)




「AIBOさんが犬だったなんてまた、びっくりさせてくれたわ。  でも毛並みが良いわね。」



「俺はフェイスブックでしか話した事しか無かったが………。犬だったのか。。。」



AIBOさん
また、遊びに来てね。ワン。