赤岩渡船 2019.08.06
相棒 : 夏休みだから何処かに行きたいワン。
俺 : 犬なんだから家で寝てればいいじゃん。
相棒 : いやだ。セレブ犬みたいな事したいワン。
俺 : お前はセレブ犬の生活を知ってるの?
相棒 : 毎日インスタで見てるから知識豊富だワン。
俺 : いや、それ怪しいから。ネタかもよ?
相棒 : いいからセレブな体験させろワン。
俺 : じゃあクルージングに連れてってあげるよ。
相棒 : マジワン?PZPはもおかってるのかワン?
俺 ; 犬がそんな事まで心配しないでいいよ。無料だしw
相棒 : 無料? 知り合いが船を持ってるのかワン?
俺 ; いや、誰でも無料で乗れる船があるんだよ。
相棒 : 犬まで乗れてクルージングが無料なのワン?
俺 ; そうなんだよ。じゃあ行こうか!
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そんな訳でやってきたのは群馬県千代田町にある利根川の河川敷。ここから出航する赤岩渡船は無料なんです。
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赤岩渡船は千代田町赤岩から利根川をはさんで埼玉県熊谷市葛和田をつなぐ県道を運航する唯一の動力船です。
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県道の替りの船なので、県道は犬が歩いても問題無しって事で船に乗れます。もちろん人間同様に運賃は無料。
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相棒はカヌーにしか乗った事がないので大丈夫かな?と心配したら、何の気の迷いもなく歩いて乗船しました(笑)
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乗船後も暴れる事も無く普通に座って風景を楽しんでいました。一緒に乗船していた客が相棒の写真を撮っていた。
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外気温が38度あったので炎天下の船は暑いかと思ったら川風が涼しくて気持ち良かった。自然のクーラーって感じ。
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みんな来ている赤い救命胴衣は貸してもらえます。残念ながら犬用は無い。床が熱くない事にきずきフセしました。
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私は千代田町側の待合小屋にいた船頭さんに声をかけて乗りましたが、熊谷市から乗る場合は千代田町側の船頭
さんが気付くまで、備え付けの黄旗を振るそうです。なんともレトロなシステムで未だに現役なのが信じられないぞ。
説明補足 : 赤岩渡船の歴史は古く戦国時代上杉謙信の文献にも登場する。その文化が今も続いている。